superaho’s diary

犬も食わない捻くれ+ひきこもり系ポンコツBBAの緩い駄文。

皆が食べられるもの

子どもが学校から持ち帰った防災食に、ハラールマークが付いていた。

様々な方々がある中で、ハラールマーク付きじゃないと食べられない宗教の方への配慮にも感じたが。

ふと、ハラールマークを貰うのに、企業は、ハラールマークを承認する機関に幾ら払っているのだろう。と気になった。

f:id:superaho:20230317130317j:image

ざっくり調べたら、小売業者?で数万円(2万とか4万くらいだったような)、製造業は、100万以上かかっていた。

認定を取るだけでなのか、認定を取る設備費?(そんな安い事ないか)も込みなのか、人件費や管理費がかかるとしても、マーク屋さん良い商売だな。と思ってしまった。

世界的に大きな宗教団体で需要も見込めるし、健康志向の人にも向いているケースもありそうだから、元が取れるからこその価格かな。と想像された。

この宗教に限らず、宗教における食べ物系の禁忌って、ルーツや理由が知りたくなる。とはいえ、教義だったりして、理由のいかんに関わらず、信じるものを持つ力を強める為かもしれない。とか思う。

f:id:superaho:20230317131346j:image

(写真は、浅草にいた兎の置物。鏡餅みたいだった)

そんな事を、食卓で話していたら、子どもが、

どうして、皆が食べられるようにしたのに、お金を払うの?

と質問してきた。

母は、答えに詰まってしまった。

倫理的、人情的にはそうだよなぁ。と、全く子どもが言った発想に至らなかった自分が、資本主義思考に毒され過ぎていた事を痛感した。

と同時に、我が子が、変に大人ぶらず、社会に対し、斜に構えた解ったような事を言う生意気な小さな大人になっていない事が解り、

素直に育ってくれていて、嬉しかった。

 

しかし、確かに、誰でもが食べられるようにすることが、親切から来るものか、自分だけ儲けようとする思考から来るものか、見極めるのは、難しいけれども。

親切さからだったら、ハラールマークから支払って欲しいくらいかな。というか、沢山の信者が買うから良いのか?儲ける思考からでも同じにならないだろうか。

うーむ、こういう事って、このケースに限らず色々あるから、これは一例に過ぎない。

ながら、ここから、学べる事があるな。と思う。