落語に幾代餅って話があるのをつい最近知った。
両国に、その縁のお店でも残っていないかしら。と調べてみたら、閉店していた。
浅草橋駅(柳橋)の佃煮屋さんである小松屋さんが、両国に出されていたお店らしい。
昭和の年末といえば、毎年、赤穂浪士の討ち入りで知られた(若い人は知ってるかなぁ)吉良邸跡の隣にあったそうだ。
向かいに、大川屋さんという、これまた老舗和菓子屋さんがあるので、引き継いでくれたらなぁ。と思わなくも無いが。
餅に餡子乗せただけじゃあねぇ…
幾代餅知らない人には、だから?って代物だろうか。
両国からは離れるけれど、亀戸天神のお土産と云えば、船橋屋のくず餅。
この亀戸店では、くず餅に黒蜜ではなくて、こし餡をのせたのを店内で出していた。
春には、桜あんを使い、季節も楽しめた。
今は餡子乗せを、やっていないようだったが。
もしかしたら、あれは、幾代餅に由来した組み合わせだったのかもしれない。と、ふと思う。
両国で、幾代餅。
何処かで出してくれないかなぁ。
あ、そういえば、北斎茶寮ってカフェがあったな。(限りなく錦糸町だけど)
あそこなら、似合いそうだ。
吉原の話だから、吉原辺りで出してくれても、夢があるなぁ。
今に例えたら、坂道系の子が、問屋で働く朴訥とした青年の真摯さに惹かれて、卒業して嫁に来る。
…みたいな感覚だろうか。
それで、問屋から発展させた事業立ち上げて、大成功。
って、ありそうな気がするから、不思議だ。