superaho’s diary

犬も食わない捻くれ+ひきこもり系ポンコツBBAの緩い駄文。

犬の落とし物

突然ですが。

私はフランスに良いイメージがありません。

題名の物が、いっぱい落ちている個人主義(自分勝手な人が多い)の国で、犯罪も多い。という印象があります。

あまりに偏ったイメージなので、一度はちゃんと行きなさい。(行ったことないから)と、話す人話す人に言われます。

 

フランスの江ノ島モン・サン・ミシェルは行ってみたいし、田舎の方や、南フランスに興味はありますが。

パリには、あまり行きたいと思えません。

また、毛嫌いするあまり、本当は、気になって仕方ない好きの裏返しなんでしょう。と揶揄う人も出る始末。

確かに、私には、こんなに良くない印象なのに、なぜ、世の人々は、花の都だの、芸術やら、美食の都(美食への探究心は尊敬しますが、香港だって美味しいよ)だの、ベルバラや、ブランド品のイメージからか、華やかで行きたがる人が多い場所なのか、とても気にかかります。

 

そんな街で、私の悪いイメージが一部改善されつつある。という記事に出会いました。

 

犬の落とし物放置が、罰金制になり、道に落ちていない事が増えたそうです。

パチパチ パチパチ

良かった。

うんが、付いたら、運がついた。

と宝くじを買いにいく回数が増えなくてすみそうです。

 

その記事を見て、日本の人って、共同体意識が強いからなのか、清潔への意識が高いからなのか。

罰金制にしなくても、犬の落とし物を飼い主が処理するのは、当たり前として皆さんされています。

教育なのでしょうか、生活習慣なのでしょうか。

 

法律や規制をわざわざ作らないで良くても、皆が自然と心地よく過ごせる環境にする心がけが、成されているって素敵だよなぁ。と思ったのでした。

 

最近、あおり運転や、ネットへの迷惑動画投稿など、様々なトラブルで、新たな法律や、規制が生まれていますが。

本来的には、規制や、法律を作らなくても、安心して過ごせたり、生活出来る社会を、一人一人が考えて、作り上げていけるのがベストだな。と思います。

 

コロナ禍の自粛や、マスクに関しても、海外ほど厳しく規制しなくて良いのは、規制をしなくても、反対する人が少ないからなんですよね。

良し悪しはあるにせよ、ちょっと凄い事だな。と思います。

 

フランスのゴミ事情では、犬の落とし物の罰金金額が上がっているとか。

おおらかといえば大らか。

日本みたいに病的な潔癖になってアレルギー体質が増えるよりは、アレルギーが出難いとか、利点もありそうですが。

 

規制が無くても、犬の落とし物が少なく、子どもの誘拐を警戒した送迎をしなくても安全な、日本って、本当に、社会を構成するお一人お一人の生き様や、心掛けのお陰様だと思います。

 

そういう生き方が、出来る社会を支えてくれているシステムとか、見えない功労者の方々のお陰でもあります。

 

そういう方々も含めて、お一人お一人の小さなけれど、大きな日々の努力や、誰かを思うおもいやりで成り立っているんですよね。と、改めて、思ったのでした。