ただ、呟いておきたくて。
世の中に出ている面白い物、人気の高い物、時代の半歩先行く物を、同じ感覚で捉えられていた時は、自分も、世の中に受け入れられる物を出していけると思っていたけれど。
最近は、世の中で支持を集めているもの、人気だったり、最新というようなものが、段々解らなくなってきて、自分が作り出すものが、世の中に受け入れられるものを作り出せない気がしてきた。(技術が足りず、作れてないけど)
全然、良いと思えないし、新しいものとしての面白味も感じない。
歳をとり、感性が鈍ってしまったのかもしれない。とも思うが。
世の中の求める方向性と、私が求める方向性のベクトルが、どんどん離れているんだな。と思う。
LINE漫画の人気が高い作品の良さがサッパリ解らない。silentのドラマも、感動ポルノ(が悪い訳でなく意図が見え過ぎると萎えるので)な設定に見る気にならず。
旧ジャニーズ現Smile UPの良さは、前から解らないけど。
何か解らないけど、解りやすい作品の方がウケている印象はある。
私は好きだった、君たちはどう生きるか。は、賛否両論だったり、わからないという意見や、子どもに不向きという意見に、観ない人も続出。
私は、子どもにこそ、わからない物をわからないながらも見て欲しいと思う。
顎や歯が良く噛んだ方が頑丈になるように、作品や人間関係も、消化しやすいものばかりでなく、消化し難いからこそ、身になって行くものがあるような気がして。
解りやすく、受け取りやすいものばかりで、顎が弱くなったり歯が弱くなるように、耐久性や忍耐力、感受性が弱くなったりしないのだろうか。とか、老婆心ながら思ったりする。
けれど、それが時代の流れであり、良い悪いではないのだろう。
若い頃は感じなかった、時代についていけなくなる感覚に、ああ、これが年を取るって事なのか。と感じる。
今時の同世代は、まだまだ流行や人気を追い、美や健康に興味関心が高く、20代の人たちと、美肌と体力以外は、好奇心とか向上心さして変わらない人が多いけれど。
(むしろ、若者の方が無いくらい)
私は、自分の脳みそが、レトロ化しているのを感じる。
メディアに出ている若い人たち、同じに見えるもんね💧