superaho’s diary

犬も食わない捻くれ+ひきこもり系ポンコツBBAの緩い駄文。

教科書とランドセル

ランドセルの軽量化に対して、教科書の重量化は何故起こっているのでしょうか。

(本記事は、疑問を書いているだけで、答えはありません)

 

ランドセルは、年々軽くなり、本革製品でも、体感の重さが軽くなる作りに改良され、私が小学生時代(何十年前⁈)に比べると、遥かに軽くなって、驚きます。

軽いだけでなく、安全面、機能性にも優れ、六年間を過ぎても使えるくらいに、良く出来ています。

価格が高額になって来ているとはいえ、安い価格帯のものでも、本当に良く出来ているな。と企業努力に頭が下がる思いです。

 

ブランドランドセルなどの高級化が加熱化する中で、疑問が呈されるようになり、ランドセルに代わる鞄が地域により作られたのは、グッドアイデアだと思いました。

より良いものに改善していく改革力と、それを通した官民の行動力が素晴らしいと感じました。

そういう地域であれば、例えば、今とは違う形の方が地域や、子どもに良いとなれば、また話し合い、ドンドン改良していく土壌があるのだろうな。と感じられたのです。

 

というのも、子どもが、中学に入り何の鞄でも良いというので、好みが変わったりして買い替えるのを想定し、3000円ほどのシンプルな市販のリュックにした際、半年過ぎた辺りから、破損し始め…。

直せる所は、繕いながら使っても、一年持ちませんでした。

品物にもよるでしょうが、小学校で市販品の鞄の方が、手間が無くて良いな。と思ったけれど。

これが、年2回替えると考えたら、低価格でもランドセルの方が、ゴミも出さずに済む上、頑丈…。

(学校や地域指定とかで、頑丈なリュックなら良いけど)

なんだかんだ、凄く鞄に悩んだのです。

 

その度に腹立たしかったのは、なんで教科書が年々重くなっているのか。という事でした。

子どもたちの身体の事を、本当に考えて欲しいです。

子どもが興味を持てるような創意工夫が随所にみられ、立派で、見やすいのは良いのです。

つい穿った見方をして、豪華にする事で、価格帯を上げたい意図が薄ら見える気がしてしまいます。

企業努力の方向性を、物理的に子どもたちが運ぶ事も考えた物にして貰えないものでしょうか。

学校の先生方も、子どもたちを思って、軽い教科書にして欲しいという提案をして頂けないのでしょうか。(されていたらごめんなさい)

そこに気が付かないとしたら、なぜなのか。

解っていたとしたら、軽く出来ない理由は何なのでしょう…。

少なくとも、子どもの事を一番に考えた作りではないな。と感じます。

 

少子化で教科書を作ってくださる所が潰れてしまっては元も子もなく…。

今のところ、置いて帰る、という形で対処するようですが。

判断が苦手な子どもは、変わらず二宮金次郎ばりに、重荷を背負って通う事になります。

教科書全部デジタル化も仕切れない中にあって、持ち運びも配慮した学び易い本作りは、難しいものなのでしょうか。

本当に謎です。

子どもたちにとって見やすい現在の教科書を維持しながら、軽量化を進めて頂きたい。と切に願います。

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切に願って、天を仰ぐイメージで、この写真。