幼少期は、怖くなかったのですが。
何がきっかけなのか、鳩の団体や、鶏、雀の灰色の舌を見てから雀、などなど。
鳥類全般が苦手になりました。
(なぜか、猛禽類は大丈夫。)
目が怖い、尖ったクチバシが怖い、首が怖い、足が気持ち悪くて。
(鳥からしたら人間のが気持ち悪いかもw)
ケンタッキーも、食べるには食べますが。
関節部分から、全体像が想像されてしまい。
これは、この部分…と思うと怖くなります。
ナゲットとか、ササミとか、原型から遠のいた形になっていると大丈夫なのですが。
骨付きモモとか、ガラとか、厳しいです。
味は大好きなんだけど…
(触らずにトングで調理します。手に取れる形にまで、捌いて下さる方々のお陰様で食べられています。)
そんな鳥苦手な私ですが。
引越して、川付近に住むようになり、鴨やら、鷺やら、川鵜、カモメ(はまだ怖い)やら、カワセミ(翡翠)まで見られる場所にいるせいか。
段々、慣れて来ました。
けれど、産卵期、小学校の校庭の木に巣を作ったカラスが、近くにいた小学生を攻撃するシーンを目撃してしまい。
また、カラスが隠したエサを取ろうとしていたらしく(後で知る)、そこを通ろうとすると威嚇して来る事もありました。
そんなこんなで、
カラス、怖っ
が、増してしまいました。
カラスにも、私の警戒心が伝わるのか、怖がらない人よりも、警戒鳴きしてくるのです。
(怖過ぎて詳しくなる…)
たまにかわいいカラスもいて、豆腐の入った器を突いていたカラスは面白かったです。
何してるんだろうと覗き込むと、クビを傾げながらこちらを伺う姿も、可愛く思いました。
私は、鳥やカラスが嫌いなんじゃなくて、人間にも好き嫌いがあるように、カラスにも、鳥それぞれの個体にも、好き嫌いがあるだけかもしれないな。と感じました。
とはいえ、カラスは怖い子が多く、よく喧嘩しているし、鳩の羽を散らかして食べているシーンも度々見かけちゃうし涙
鳴き声も耳障りだし、燃えるごみ漁るし、あんまり良い印象は持てずにいました。
そんな話を知人にしたら、
カラスって可哀想だよね。
あの見た目からして、嫌われてしまって。
と言いうので。
そうかもしれない。
と、思って見るようになりました。
見た目や印象は、別段、黒が美しいと思うカラスもあるし、八咫烏(ヤタガラス)は神様の使いで、悪いイメージだけではなかったのですが。
何せ、鳩を食べるシーンがトラウマで。
まあ、食べないと生きていけないし、カマトトぶってるみたいですけど、生き物として、負けそうな気がして、怖いんですよねw
そんな状態ながら、カラスの可哀想を聞いて、少し見方を変える事にしたら、最近は、カラスが徒党を組んでいても、怖く無くなったのです。
凄く些細な事かもしれませんが。
世の中から、一つでも怖いものが無くなるって、有難いし、生きやすくなります。
街中でカラスに怯えながら歩かないで良い気楽さ(普通⁈)たるや、一言をくれた知人のカラスにまで向けた深い思いやりに感謝です。
凄く変な話だけど、私が知人に抱いた感謝って、もしかして、私以上に、カラスの感謝だったんじゃないか。とチラリと空想したりしました。