フランスの所謂発酵バターというのでしょうか。流行る前から、お土産などでいただいていて、知ってはいたけど。
今ほど有名になるとは思わずビックリ。
麻布にまたエシレのショップが新たに出来ると知り、フランス本土にも、エシレはこんなショップを出しているの?
と疑問に思って、簡単にネット検索してみました。
日本語の検索ではヒットせず、出てきたのは、バターがフランス土産に最高。という記事がいっぱい。
現地の高級スーパーで、250g500円以下(470円2021年の記事では)。
元来、乳製品や、お肉類が日本より日常的で激安な欧州なので、それにしたらお高いお値段なんだと思うけど。
日本では、250g2000円だとか。
(買った事ないから知らないけど、当時、15年以上前そんなにしてたかな。)
エシレの価格は、物価高、燃料費高の影響前からその値段なんだから、なかなかの強気。
それでも売れるのは、味だけではない。
高級バターの代名詞ではあるものの、それだけでもないと思われる。
(だって高級バターは、世の中他にもいっぱいあるもの)
日本人のフランスへの羨望と、フランスのブランディング力を上手に利用している。
(フランス製だからって何でも売れる訳ではないから、そこは、日本人向けブランディングなんだろう)
エシレが他の国で、日本と同じ展開をして、この価格で売れるのかな。と思う。
エシレも、産地限定みたいだし、北海道が中国でブランド化している事を思えば、同じ手法で日本の食品もブランディング化(やっている所はあるのかも)出来るはずなのだ。と常々思う。(整くんではない)
日本との価格差を、バターの関税が高いから、と書かれていたものがあったが。
それにしても、高いんじゃないかと思った。
大体、輸入品は、現地の三倍くらいを見積もって計算してるんだけど。
(現在は、円安、燃料費高、物価高でその限りではない)
エシレが流行し始めた頃の価格設定を考えても、35%の関税※があったとしても、ちとお高いような。
高くても、(この程度、お手頃だわ。という方は別にしてw)買いたい。と思わせる商品というよりブランディング力としか思えないんだよなぁ。
※バターと水で牛乳擬きが出来たら、国内産牛乳が売れないといけないから。って事らしい。とネットで見たけど。酪農家を守る為だけじゃなく、国民の健康を守る為にも、このままで良いな。と思った。
バターそのものを販売するより、お菓子類の方が利益率が高いんだろうな。と思うから。
本当に、上手だな。と思う。
世の中にある海外ブランドみたいに、日本の製品が世界から羨望の眼差しで求められるようになればいいのに。